Sakura 撮影記

晴鉄雨読の撮影記

季節風通信 vol.004 ~遅い秋を楽しめ!冬目前のイチョウを撮る~

つい先日、四国で雪という報が入ってきました。その報に付けられていた写真には真っ白な銀世界を駆け抜けるかっこいい特急列車の姿が

私の暮らす関東平野では抜けるような青空が広がる日が続きますが、朝の寒さは日に日にひどくなっているのを感じます

今年は"はっきりとした秋"がなかったような気がするのですが、私が気付かなかっただけなんでしょうかね...果たして分かりませんが。私が秋を感じたのは2~3か月前のヒガンバナくらいでしょう。紅葉を見に線路際へ行ってもどこも紅葉とは程遠いような色づきしかなく、なんともまぁ不完全燃焼といった感じでした

結局ずっと紅葉シーズンを待っていたらこんな時期になってしまったのですが、予定が立て込んでしまい紅葉をちゃんと見に行く余裕ができたと思えばほぼ散ってしまっているなんてことに今なっているわけですが(笑)

しかし関東の暖かさを舐めてはいけません。まだ探せば紅葉はあるはずです

そう思って向かったのは明治神宮。終わりかけとはいえまだまだ切り取りようによってはなんとかなりそうです

まだまだなんとかなりそう...?

しかし、紅葉(というより黄葉?なのかな)の楽しみというのは散ってから。というのが"ツウ"なんだそうです

というわけで、私も"ツウ"ぶってみることに

サイドしか日が回らないようなところなのでこんな感じ?

 

こんどは青空+電車にピントを合わせて...

こんな感じでしょうかね。いい感じにイチョウの葉が積もってる様子が見えればそれでOKでしょう

 

久しぶりに季節風通信を書きましたが、こんな感じで不定期に書いていきたいと思います。

今年の冬は寒くなりそうですね。寒さに負けないよう、しっかりと暖かくしてお過ごしください

では👋

季節風通信 vol.003 揺れるオギ、夕方の河原

いよいよ寒さも本番。冬への第一歩といったところでしょうか

「月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり」

松尾芭蕉の「奥の細道」の有名な書き出しです。「あれを撮ろう。あ!あれも撮りたい!もっとこの季節が続いてほしいなぁ」と思ってしまうのがマニアの四季の感じ方なのですが、この「名残惜しさ」こそが季節ごとの味わいをより一層深めてくれるのではないかとまた思うものです

もちろん冬は夏とでは一味も二味も違う”テツ”ができるわけで、冬もまたたくさんいろいろなところを巡ろうと考えが尽きず大変冬を楽しみにしているわけですが、やはり夏の暑さだとか水田の匂いだとか列車に乗ったときの何とも言えない安心感だとかそういうものが恋しくなる時期でもあります。

月日は待ってくれずまた戻ることがない、というのが先の一節の意味なんだそうですがまさにそんなことを感じております。

しかしながらこの夏が恋しくなる秋だからこそ撮れる風景というのもあるわけで私の撮り鉄としての活動はあまり休まることがないというのが正直なところ。本日も多摩川に行ってまた一枚、秋を感じてまいりました

揺れているのはススキ...ではなくオギという名前の植物なんだそうです。

ススキじゃなくてもなかなか味が出てこれはこれでいいなと思ったのでした

▲2022.10.29 74レ 梶ヶ谷タ~府中本町

 

まだまだ寒さが続きます。お体にはお気をつけてお過ごし下さい

 

季節風通信 vol.002 -残暑もようやく...-

秋本番を迎え、朝夕は冷え込むようになりましたが昼はまだまだ"残暑"の様相を呈していましたね。

本日もまた昼間は残暑と言わんばかりの暑さでしたがいよいよ明日からは昼間も気温が下がるようで20℃を切るそうです。そんな今日はお休みを貰っているのでどこかにお出かけでもしようかななんて考えていたのですがいつも朝から晩までお出かけをして疲れ、また半ば飽きを感じて来ていたようなので今日はお休みとすることにしました

しかしTwitterなどを覗いてみますと九州などでは収穫したイネを干しておく所謂"はさがけ"が行われているようで、やっぱりお出かけでもした方がよかったのかなぁ...なんて思ったりもしたりするもんです

そんな私の脳裏をよぎったのがこの写真。ずいぶん前にモノサクに行って撮った稲×209系 を再現像してみることに

これで旅気分は味わえるでしょうかね(笑)

2022.09.04 物井~佐倉(モノサク) にて撮影



Pick up 5 ~変化を遂げる新宿~

▲420円で乗れることはもう今後ないと思われるロマンスカー

東急ハンズが10月から"ハンズ"という名前になるそうで、ロゴも大きく変わるという話を聞き、そうなんだぁと軽ーく流していた私。しかし、調べてみると9月いっぱいで終わるものというのが結構たくさんあるようで小田急ロマンスカーの値上げや成田エクスプレス大増発など、これはちょっと軽く流すだけなのはもったいないと思い「変化する世界」を撮ろうということになったわけです

しかし、すべてがうまく入るようなところはそう都合よくあるのか?と思いを巡らせていると思い当たる場所が一つ。それが新宿駅でした

「変化する世界」うまく表現できたのかいまいちわかりませんが記録としてはまぁまぁの出来になったのではないでしょうかね。これから新宿の街や鉄道業界がどう動いてゆくのかが大変楽しみになる一日でした

埼京線と"TOKYU HANDS" 新宿駅にて

季節風通信 vol.001 -秋本番を迎える-

秋、本番

”連休クラッシャー”

そう呼ばれた台風も過ぎ去り首都圏はまさに台風一過の青空が広がったきょう。本当は小田急線で運転されていた団体臨時列車を撮りに行こうと思っていましたが前日の仕事が日を跨ぐまでに長引き、結局起きれるわけもなく小田急へは行くことができなかったのでした

しかしこんな青空。まさか家に籠っているわけにもいかず手軽に行ける路線にでも撮影に行こうかななんて思い、そういえばもうそろそろ置き換えなんていう話も出ている西武多摩川線へ行くことにしました

 

西武多摩川線。この路線はほかの西武線と繋がっておらず、まさに「陸の孤島」状態なので比較的西武の中でも古い車両が平然と走っています

また線路は単線で、沿線には田畑がそれなりに残っていたり野川公園という比較的大きな公園のそばを通るなど路線長に対して様々な風景が撮れるというなかなかに面白い路線なのです

まずはその中でも最も武蔵境寄りにある野川公園で旬のヒガンバナと絡めて1枚。

西武線らしい色をした黄色の電車とヒガンバナ

もうちょっと電車を目立たせた方がよかったですね

もう一枚。やはり電車が目立っていない...

色合いも似ている(?)ようですし、もうちょっと目立たせるべきでしたね...orz

 

さてお次は定番の畑と鉄塔の撮影地。

前面に日は当たっていますがうーん....

高い鉄塔も目立っていないしイマイチですね

 

ということで縦で攻めることに。

これで鉄塔が全部入りましたね。側面はちょっと残念ですがまぁそこは妥協

武蔵野によくありがちなこういう高い鉄塔。凄く懐かしいものがあってグッっときますよね

 

これから秋がもっと深まると思います

10月、11月が大変楽しみなところです。