この記事はちょっと炎上しそうなので書くのを控えようかどうしようか迷っていたので鮮度落ちの記事となってしまいましたがそこはご勘弁を。今回は首都圏に現れた「珍客」こと、EF81 97を撮影した様子をご紹介いたします
今回撮影するのはAT出場といわれるいわゆる「配給列車」の牽引機の返却回送と呼ばれるものです(よく「AT出場牽引機返却回送」なんて言われてますよね)
そもそもAT出場というのはJR東日本が所有している機関車などの車両を秋田にある秋田総合車両センター/旧土崎工場(AT)に持っていき、検査を行うというものです。この検査を行うために秋田へ車両を持って行くことを「入場」、検査が終わり所属する区へ戻すことを「出場」といいます。
このAT入場/出場の中でも特に注目度が高いのは仙台や尾久の機関車の検査です。また、秋田までの区間は途中鼠ヶ関というところで交流と直流の電化システムが変わるところがあり、交流だけを走るための機関車や直流だけを走る機関車は入場、出場どちらも交流と直流に対応した機関車に牽引してもらわなければいけないことになっています(もしそのまま運転してしまうと壊れてしまいますからね)
実は今回の出場も例に漏れず交流専用機関車の出場だったため機関車に牽引してもらっての出場となりました。
しかし肝心の出場は平日昼間に運転されたこともあり撮影は不可能...orz
いつもなら「まぁいいか」で終わるのですが今回は牽引する機関車が滅多に関東にこないことで有名なEF81 97号機だったのです!さすがにここで諦めてしまってはもう関東圏で撮れることはないだろうと思い、牽引機の所属機関区への返却回送だけでも狙うことにしたのです
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さてやってきたのは大宮駅。すでに大宮には多くの鉄道マニアの姿が
まずは定番構図「大宮20km/h制限面縦」に挑戦することにしました
この大宮20km/h面縦というのはポイント通過のために20km/h制限がかかることを利用して遅いシャッタースピードでもぶれないというものです
シャッタースピードが遅くてもブレないということはこれすなわちそれなりに遅い時間帯でも十分な明るさで写真が撮れるということです
しかし予想以上に日が沈むのが早くなっていたのに加え、高崎線の列車が遅れていたこともあり予想していた出来にはならず........
▲大宮入線時。なかなか露出が厳しかった....
ヘッドライトで線路を照らしながら来るってのもいいですよねとかなんとか言いながらこんどはスナップ撮影に移ります
まずは手堅く全体が映るようなバルブカットに(三脚の使用は禁止されているので手持ちで)
出場では撮ることができなかったであろうテールランプ。機関車のテールランプってかっこよくないですかね(笑)
[長岡]
2文字の所属区札、東日本では長岡だけじゃなかったですかね。この色と[長岡]のコラボはいつまで見れるんでしょうか.....
この金色の銘板、本当にかっこいい。いつもため息をつきながら撮るアングルの1つです
ブルトレ最末期、動くだけで人が集まっていた時代のようでなんだか懐かしい気持ちになりました
E233系に被られた24系の臨時を思い出します
このあと高崎方面へ抜けてもいいかななんて考えていたのですがそれ以上に空腹に耐えられず退散することに......
夕暮れの大宮へやってきた珍客の撮影はここで終わり。それなりに満足するものが撮れたかなと思いつつ駅メモにログイン(駅メモは満足した撮影ができたときに最寄りの駅でログインすることにしています。本来の使い方はこれで合ってるのかな?)
いつもジト目のこの方もこの日はニコニコしております
ということですべての業務終了。帰宅の途へついたのでした